« 初詣 | トップページ | 2004年 DVDで観た映画 »

2005.01.07

パンチドランク・ラブ

「マグノリア」のクライマックス・シーンで度肝を抜かしてくれたポール・トーマス・アンダーソン監督の2002年の作品。

「ブギーナイツ」「マグノリア」の濃い群像劇(どん底からの再生)が好きだった私は、本作のアダム・サンドラー演じる病的で強烈なキレる主人公と、そんな彼に写真で一目ぼれするエミリー・ワトソン演じるヒロインの一風変わったラブ・ストーリーに、これまでの作品と異なる多少の違和感を感じました。

しかし、それとは異なる見ごたえがあるんですね。冒頭からサンドラーが食品のキャンペーンについて電話でいろいろと聞いているだらだらとした始まり方でたるいかもと思わせた直後に、凄い音圧のクラッシュシーン。

その後、サンドラーとワトソンが出会い、繰り広げるまだるっこいようでストレートな愛。そして、それに絡むテレフォン・セックス詐欺とPTA作品おなじみのフィリップ・シーモア・ホフマン演じるその黒幕達。

不器用で言わなくてもいいことまで言ってしまう主人公と、ばついちでもそんな彼に思いをぶつけるヒロインの物語は、奇天烈な演出と、最後のクールさで強烈にノックアウトしてくれます。

|

« 初詣 | トップページ | 2004年 DVDで観た映画 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20993/2495730

この記事へのトラックバック一覧です: パンチドランク・ラブ:

« 初詣 | トップページ | 2004年 DVDで観た映画 »