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2005.03.06

吉田修一著「7月24日通り」を読んだ

前に、ブログ記事「吉田修一著「春、バーニーズで」を読む」で、書きましたが、同じ吉田修一さんの「7月24日通り」も買っていました。
日曜の昼、外出もせずに家で、Jリーグ神戸対C大阪をBGV的に流しつつ読みました。(正確には、前日の夜ベッドで途中まで読みながら寝ました)

帯に「恋の奇蹟。」とあり、裏に「間違ってもいいから、この恋を選ぶ。そう思ったこと、ありませんか?」とあり、かなりディープで、「東京湾景」のようなちょっと衝動的な恋の物語と思いましたが、最初のページを読んだら、やわらかい展開でちょっと意外。

自分の住んでいる地方都市の各地をポルトガルのリスボンと重ねるという遊びを人知れずしている痛いOLが主人公。チョー美男子の弟がいるということで、周りにちやほやされる(もしくは保護者ぶれる)ことに優越感を感じる部分も痛いです。痛いと思えるのも自分にもそういう部分を感じるからなんでしょうけど。

そんな彼女をめぐって、高校陸上部時代の憧れの先輩、その先輩の元カノで高校の先輩の美しい人妻、その人妻のだんなで主人公の上司、街中で会うちょっと気になる男性、さらに美男の弟とそのいけていない彼女が織り成す物語。いったいどこで恋の奇蹟が起きるのかと思いつつ、ページを進めていきます。終盤、いけてない弟の彼女との会話から、エンディングで吉田修一さんらしい後は読者が想像してください的な終わらせ方が、ある程度はっきりしていてよかったです。

あと、途中、街の夜景を眺めるシーンがありますが、最近夜景みていないなと、思わず思っちゃいました。

とっても、私的なことですが、19歳まで過ごした街(千葉県佐原市)の高台の公園の展望台から見た夜景と、社員旅行で同期、先輩と行ったハワイの夜景、会社の研修で行ったラスベガスのストラスフィアというホテルの屋上タワーから見た夜景が今思い出した記憶でベスト3です。

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