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2005.05.31

「ライフ・イズ・ミラクル」はミラクル

エミール・クストリッツァ監督のユーゴスラビアの悲劇をシニカルに描いた「アンダーグラウンド」は、重いのに、生きる活力を感じさせる作風に、感服した映画です。音楽がいいです。

その、クストリッツァ監督の新作「ライフ・イズ・ミラクル」の試写会に行ってきました。

→『ライフ イズ ミラクル』オフィシャルサイト

結構長丁場で、アート過ぎる展開もありますが、この映画の持つ躍動感に目が離せないと思います。

1992年、ボスニアの田舎のセルビア人の家族。父は鉄道技師、母は休養中のオペラ歌手、息子はサッカー選手志望。周りにはのん気な住人たちと、いろいろな動物たちに囲まれ、ほんわかしていますが、少しずつ戦火が近寄ってきます。そして、息子が徴兵され、精神的に脆い母親は駆け落ち、家族が離れ離れに。そして息子が捕虜になったという情報とともに、親友の軍人がムスリムの女性を捕虜にして息子と交換してはどうかと提案。そして、同居することになった女性と惹かれあうけど、戦争の悲劇が二人を襲う。

この映画は、いろいろな場面で出る動物が非常にかわいいし、癒されます。ちょっと、きついシーンもありますが。
そして、主人公の人間らしさ、母親のわがまま、ムスリム女性のかわいらしさが魅力的です。郵便配達のおじさんもいいです。
映画の内容は明快ではありませんが、ひどい状況をコミカルに描く演出が、本当にいいと思います。
まさに、ライフ・イズ・ミラクルです。

なお、サントリーのマカディアをプレゼントでいただきました。感謝です。

【関連記事】
『映画でトラバ!』:アンダーグラウンドは「シリアス、涙、感動」部門

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コメント

コメント恐縮です
ご紹介の本、週刊現代とかのグラビアで取り上げられてましたかね…
この地方の女性は肌がきれいですよね~♪

投稿: 別冊編集人 | 2005.09.19 17:03

こちらこそ、コメントありがとうございます。
はい、グラビア等で旧ユーゴ美女に目を奪われ、後追いで宮嶋さんを知りました(汗)。
東欧の女性はきれいですよね。

投稿: TINO | 2005.09.23 20:12

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» ライフ・イズ・ミラクル [amapola]
154分があっという間だった。 クストリッツァ監督の映画がはじめてだったからだろうか。 全てにおいて目新しく、こんなに人間も動物もいとおしく描けるものかと感動した。 [続きを読む]

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