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2005.09.13

青春が"人生の春"って本当ですか? 浦賀和宏著「火事と密室と、雨男のものがたり」

前作の「松浦純菜の静かな世界」を読んだ記事をアップしてから早くも1ヵ月半。ようやく続編の「火事と密室と、雨男のものがたり」を読み終えました。ちなみに、独立した長編「ファントムの夜明け」も読書中です。

火事と密室と、雨男のものがたり

ちなみに前作は、両腕に大怪我を負い手袋がはずせない猪突猛進型美少女の松浦純菜と、死なない強運の持ち主だけどガンダムオタクで学校中でいじめられている八木剛士が出会って、純菜の親友の殺人事件を追いかけるうちに遭遇する純菜の怪我の真相と殺人犯との対決を描いていました。

本書は、前作の最後で雨が降るシーンjとつながっています。雨の少ない町で多発する火事と、それと同時に降る雨。時を同じくして、ボランティアに参加している女子高生が学校のコートで自殺。この二つのつながりは?
そして、いじめられて世の中、周りを恨みながらも、けなげに強く生きていく八木剛士と、いじめられて引きこもる同年代の男子。
八木君のガンダムオタクと純菜に対する妄想がミックスしたジェラシーなシーンは笑えます。あと、ファミコンねたもいっぱいあります。どう考えても、最近の若者の話なのに、70年代生まれの僕が受けるネタが結構あります。

殺人事件ものとしては、ちょっと物足りないかもしれませんが、「透明人間」にも通ずる、特殊能力をオチにするのは、ありえないけど、楽しめます。
あと、上でも言っていますが、八木君の青春のドロドロさを感じさせてくれるのが、面白いです。

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本日ご紹介するミステリーは、浦賀和宏さんの「火事と密室と、雨男のものがたり」です。以前に紹介した、「松浦純菜の静かな世界」の続編です。前作を読んでから3ヶ月も経ってしまいました。 ●あらすじ八木剛士と小田渚が通う川崎商業高校で、一人の女生徒が首をつっ�... [続きを読む]

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