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2005.09.05

角田光代著「空中庭園」を読んだ

直木賞作家、角田光代氏の家族を描いた小説「空中庭園」。
この作品は、映画化された作品のトレーラー(予告編)を劇場で見て、記憶に残り、いいタイミングで、TSUTAYAで文庫本を見かけたので買いました。

空中庭園 文春文庫(Amazon.co.jp)

本当は、8月半ばに名古屋に行ったときに、帰りの新幹線で読了したのですが、感想をアップするのに時間がたちました。
その間に、映画版の監督の豊田利晃氏が覚せい剤でつかまると言う問題も起きました。

空中庭園 (映画公式サイト)

たまたま今日、雑誌「H」で夫婦役の小泉今日子さんと板尾創路さんの対談の記事を目にしました。(映画系の雑誌は、「NANA」の特集が多いですね)

あと、主題歌がUAなんですよね。

で、話がそれましたが、この小説は、隠し事はしないがモットーの京橋家のそれぞれと、彼らにかかわる人の視点で、章ごとに語り手が異なって進んでいきます。
同じように章ごとに語り手が異なる、井上荒野の「しかたのない水」や吉田修一の「パレード」は、語り手はそれぞれまったく関係のない他人同士でしたが、「空中庭園」は家族です。
秘密のないはずの家族に存在するびびるような秘密の数々にびびっちゃいます。最後の、長男のコウの話とかは、呼んでいる間に、もう、想定の範囲内になっちゃいましたね。

びびるといえば、冒頭の長女がタネを仕込まれたというホテル野猿(のざる)。多摩地区で学生生活を送っていた僕は、ホテル野猿(やえん)を思い出しちゃいました。とんねるずのユニットでも「野猿」ってありましたね。

でも、けっこう、秘密ってみんな持っているんで、こういう家族は、どこにでもいるんでしょうね。めちゃくちゃ、やばいってわけじゃないし。
最後の終わり方が、あっさりしていて、もっとどろどろしてもよかったのかとも思いましたが。

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