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2005.10.09

中谷巌・竹中平蔵「ITパワー 日本経済・主役の交代」2000年刊

IT革命真っ只中の2000年に刊行されたリレー形式で、中谷さん、竹中さんがITと経済について語る読みやすい本。

いまさらですが、読んでみました。

ITパワー―日本経済・主役の交代

目次

プロローグ 日本経済・大転換の予感
第1章 IT革命の激流
第2章 台頭する新しい日本人
第3章 続々現れるニュービジネス
第4章 21世紀型経営で伸びる会社
第5章 さらば!旧来型勢力
第6章 ベンチャー立国への制度改革
第7章 日本はインターネット大国になれる

[帯より] 台頭する新しい日本人、続々現れるネットビジネス。21世紀・日本は様変わりする。

ITバブルははじけたんでしょうが、ライブドアの堀江さんや、サイバーエージェントの藤田さんの著書を読むと、仕事で成長できるし、上場で普通に大企業で働いては得られない収入を得られる可能性があるという部分が心に引っかかっていたりします。
また、仕事で、ベンチャーIT企業と仕事をしていると、オフィスが東京の下町から、突然六本木の高層ビルに移ったり、経済誌に21世紀に伸びる企業としてランキングするなど、まだ伸びながら仕事をできるという環境はあると思います。

本書では、先生たちのゼミの学生が外資系の金融会社に入って、大手都市銀行に入って下積みしている人たちの何倍も仕事して、収入ももらっているとあります。
そこでだめな人たちでも、かつての天下りのように民間に移るとか。

本当にそうなのか、金融機関に行った友達はそれほど多くないので、実態は知りませんが。杉村議員もドイツ証券でヒラリーマンとか言っていたけど、実際はどうなんでしょう。

現在、小泉内閣で国家公務員削減が焦点のひとつですが、後半に、中谷さんがソニーの社外取締役になったときの人事院の対応とか見ていると、やっぱりおかしいと思いました。

郵貯解体や郵政民営化についても、当然触れていますが、民間の金融機関がしっかりしていない部分とあわせて触れています。
あまり再編されすぎると、何かトラブルがあったときに、影響を受ける人は増えちゃうのがちょっとやですし、IT企業も彼らのシステム統合にまつわるリスクとか、あまり取りたくないでしょうけど。

今、混乱しているソニーについて、中谷さんは社外取締役についたので、21世紀型に変わる数少ない日本企業であると持ち上げていますが、ソニー好きとしては、再生してほしいですね。

竹中さんがいくつか政治に注文していますが、実際に大臣・議員になって、自分でそういうことができないのが政治の難しいところでしょうね。

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