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2006.01.09

綿矢りさ著「蹴りたい背中」

史上最年少の19歳で芥川賞を受賞した綿矢りさの「蹴りたい背中」。

蹴りたい背中

前作の「インストール」は高校在学中にやはり最年少で文藝賞を受賞して、去年、上戸彩と神木隆之介で映画化されました。単行本で買ったのですが、未読のままです。

で、「蹴りたい背中」。

主人公ハツ:クラスでも陸上部でも余りもの的存在。中学のとき、人気モデル、オリちゃんに会った事がある。
にな川:ハツのクラスの余りもの的存在。オリちゃん大好き。
絹江:ハツの中学以来の友人。高校で別のグループに入り、ハツを気にかけるけど、グループ優先。

この三人が主な登場人物。

オリちゃんを、キーワードに、急接近するハツとにな川。そんな二人の関係は恋愛的な部分は強引に無視して、ハツはまさに「蹴りたい背中」的感情を時折炸裂させる。

ハツの一段高いところから周りを見つつも、ネガティブで本当は誰かにかまってもらいたい心は、自分の高校時代を思い出しました。
修学旅行の班分けであったり、一人で弁当食べたりなど。
にな川が、あてもないのに、オリちゃんのライブのチケットを4枚買っちゃうところも、やばいかも。

最年少受賞の著者の若さやルックス、文体の今風な感じなど、賛否の分かれるところがあるかもしれませんが、ぼくはこの本の持つ感覚が好きですね。

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